動画編集環境を作るにあたって、目標は次の3つです。
- DaVinci Resolveで編集を完結させる
- 立ち絵の口パクを自動化する
- 音声・字幕の配置を自動化する
そのために「りぞりぷと(Resolve Script)」を導入してみました。
果たして今後も使い続けるのかは、ちょっとわからないですが。
とりあえず動くところまでは持っていけたので、忘れないうちに備忘録として残しておきます。
作業内容
① DaVinci Resolve導入
使用したのは、
DaVinci Resolve 21.0 Build 47
2026年8月時点で使用しているバージョンです。
旅行Vlogを作りたい気もするし、ボイスロイドやVOICEVOXを使った料理動画やゲーム実況も気になる。
そんな人には、一本でだいたい何でもできる(らしい)DaVinci Resolveが良さそうだ、ということで使い始めました。
無料版でもかなりのことができるのもありがたい。
② Resolve Script(りぞりぷと)導入
YouTubeを見ていたところ、「りぞりぷと」というツールを使えば、
PSD形式の立ち絵データから目パチや口パクなどができるらしい。
さらにVOICEVOXで作った音声や字幕の配置まで自動化できるようなので、
「これ、編集時間をかなり短縮できるのでは?」
と思ったのが導入のきっかけです。
主にやったことは、
- Python導入
- Visual C++ Build Tools導入
- requirements.txtから必要なライブラリをインストール
- Resolve Launcherの動作確認
など。
公式YouTubeチャンネルの説明動画を見ながら進めたものの、
動画編集もPythonもよく分かっていない人間にはなかなか難解。
ChatGPTにも手伝ってもらいながら、なんとか動作するところまでたどり着きました。
特に引っかかったのがPythonのバージョン。
最初は新しいPythonを入れて進めようとしたもののうまく動かず、「りぞりぷと」が動作確認しているPython 3.10.11に変更。
ここに気付くまでに結構時間を使いました……。
③ 立ち絵作成
今回は春日部つむぎと冥鳴ひまりを使うことにしました。
りぞりぷとに含まれる、
- PSD Splitter
- Tatie
などを使ってPSD形式の立ち絵素材を読み込み、DaVinci Resolveで使うTemplateを作成。
ここで目パチや口パクの設定も行います。
最終的には、わざわざ口を開いたPNG、閉じたPNGなどを個別に用意しなくても、
PSD素材から立ち絵を扱えるようになりました。
④ VoiceDropper
今回、一番「これは便利かも」と思ったのがVoiceDropper。
VOICEVOXから書き出したデータを読み込ませることで、
- 音声の配置
- 字幕の配置
- キャラクター設定の適用
などをかなり自動化できます。
VOICEVOX側ではWAVだけでなくTextも出力するように設定。
これで音声と字幕がセットでDaVinci Resolveのタイムラインに並ぶようになりました。
個人的には、口パクそのものより字幕と音声をセットで扱えるようになったことの方がありがたいかもしれません。
詰まったところ
今回ハマったところを忘れないように残しておきます。
- Pythonのバージョンが合わず動かなかった
- VOICEVOXのText出力をONにしていなかった
- 口パク設定後にApplyが必要だった
- キャラクター設定と読み込みファイル名が合わず、設定が反映されなかった
特にPython関係は、動画編集以前のところで詰まってしまったので時間がかかりました。
現状
現在は
- 音声自動配置
- 字幕自動生成
- 口パク
- 目パチ
- 複数キャラ対応
春日部つむぎと冥鳴ひまりを使って、簡単な掛け合いも作れるようになりました。
とはいえ、DaVinci Resolve自体まだよく分かっていません。
Fusionが何なのかも、ノードが何なのかも怪しいレベルです。
操作に慣れるまでは、まだまだ時間がかかりそう。
今後
とりあえず、この環境で実際に何本か動画を作ってみる予定。
使ってみないことには、本当に便利なのかも分かりません。
必要なら、
- 立ち絵のアニメーション
- 字幕デザイン
- Templateのブラッシュアップ
などもやっていこうと思います。
3D CADは仕事で長いこと使っていたので、新しいCADでも割と感覚で触れましたが、
動画編集は同じようにはいきませんな。
覚えることが多い……。